明日は無心で

6月4日 (土) 晴れ 

「短歌による 茜の空に」     大沼徳子

 夢となく現(うつつ)ともなく病む母の
            髪 梳きてやる 秋の陽射しに

 母と子の別離(わかれ)を今は知るならむ
            瞳(め)は明かずして 唄い終わりぬ

 遥かなる浄土の空か夕茜(あかね)
            あかねいろ増す 旅立ちの宵

明日この地域の音楽祭で歌う曲の中の1曲です。
この曲をやりだしたとき、母はまさに ”夢となくうつつともなく病む母の” 状態でした。
見舞うたびにその母の爪を切り(寝たままでも爪はよく伸びるんです)、髪に櫛を当て、母の好きな童謡唱歌を口ずさみ、そっと帰ったものでした。

荘厳さと優しさとに包まれたとても素敵な曲です。
でも、とても歌い辛い曲です、わたしにとって。

どうぞ明日は無心で歌えます様に・・・・
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by nekomanma221 | 2011-06-04 21:15 | Comments(0)

猫と合唱を愛してやまないおばあちゃんの日常です!


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