葬儀

小旅行行ってきました。

タクシー、名鉄、JR、タクシーと乗り継ぎ目的地へ。
最後の地点でタクシーに乗れるかどうかは運次第だったのに、まるで私を待っていたかのように1台の車がいて、感動・・でもないけど・・・
さて、タクシーに家の名前告げれば分かる、と聞かされていたけど運転手”その名前の家はこの辺たくさんあるからね・・”と。で、魚屋の近くだそうですがというと"じゃその辺までいけば分かるかも"との返事。見知らぬ道を運転手さんの解説を聞きながら行くと、途中に○○家式場の立て看板を発見、たどり着く。

夫は7人兄弟姉妹の末っ子なので、当然私も末っ子の嫁さんということで可愛がってもらっている。というか、夫の兄弟姉妹およびその配偶者さんたちはほんとに皆穏やかな気分の良い人たちばかりなのだ。いつも遠いからといろんなところで義理を欠いているのにもかかわらず、行けば喜んで迎えてくださる。ありがたいこと。

義姉の夫君は85歳、最後は急性心不全で亡くなったそうだ。田舎のことゆえ葬儀は盛大である。曹洞宗とのこと、鐘、太古、シンバルという楽器付きの6人の唱和が賑やかであり、その中の一人のバリトンともう一人のベースの声が良く調和していいなあと聞きほれたりした。
僧侶は近隣の宗派の違う方たちの合同なのだそうだが、見事にリズムが合っている。

会場まで普段着できて、その場で礼服(?)に着替えたり脱いだりされるのだが、その所作が見事で余分な動きが一切なく、立ったままで全てが終わる。

申訳ないけど私には亡くなられた方を良く存じ上げないので悲しみとかがなく、とにかく珍しい体験ばかりなのでそこばかりに目が行ってしまう。

帰りは夫の従兄(夫はその人を叔父さんだと思い込んでいたらしいし、叔父さんも自分が従兄であることを気が付かなかったことが昨日判明)に豊橋駅まで送ってもらった。
従兄はかなり年上なので、若いころの夫の両親のこととか、その地の様子とかいろいろ話が聞けて楽しかった。

豊橋駅で降ろしてもらったが、さてどっちに行けば乗り場があるのやら分からず、通りかかった若い男の人に尋ねると、とても親切に教えてくれた。ありがとうと別れてから、切符売り場が見難いところにあるからああ行ってこう行って、とわざわざ戻ってきて説明までしてくれた。
大学生くらいに見えたが親切な人がいるその街はきっと好きになるよね。

田舎の葬儀、というか、特別あの地域の、というか、帰りの荷物には閉口する。
お供えに頂いたもの全てを参列者に分けて持って帰らせるので、大変な重量になるのだ。
車でない私は極力重そうな缶ずめ類、ジュース類、果物はすぐ上の義姉にお願いして、軽そうなものだけ頂いて帰ったのだが、それでも大変な重さ。

でもその重さが亡くなった人への追悼であり、供養なのかもしれない。

火葬場から帰り、初七日の法要の最後に念仏唱和というのがあった。
後で聞いたところによるとナンマイダ、と南妙法蓮華経の二つを合体させたこの地独特の念仏なのだそうだ。いろんな宗派のいる村の中の人が一緒になってお弔いするために生まれたものだそうだ。一緒に歌おうと思うのだが、5回ほど繰り返すのにそのたび少しづつ違っていて遂に最後まで声が出せなかった。

従兄さんとの車中でも、我々の時どうやって葬儀を行うか決めておいたほうが良いという話が出た。ほんとにそう。夫の実家に従うか否か、話しておかなくちゃ。私が"墓はいらないしお骨は山に撒いて欲しい"というと、”でも家族がお参りするのに困るんじゃ・・・”と言われる。
だったら余計田舎の実家じゃ困る。遠すぎるもの。

ま、できるだけこんな機会は遅いほうがいいけれど。

ともかく私にとっては楽しい小旅行でございました。合掌。
[PR]
by nekomanma221 | 2006-12-23 11:52 | Comments(0)

猫と合唱を愛してやまないおばあちゃんの日常です!


by nekomanma221
プロフィールを見る
画像一覧