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あれから何年

**年前の今頃、私は初めての大仕事を終えて、ほっと一息ついていました・・・

隣には黒々とした髪の毛の、お猿さんと人間のあいのこのような赤ちゃんがのび~~をしていました。

前日、入浴を済ませて夕方に、私が生を受けたと同じ産院にこんどは私が新しい命を送り出すべく入院したのでした。


障子の桟が見えなくなるとか、解けないほどの力で何かを握るとか、大声を出すとか、そんなことを聞いていましたが(確かに診断で行ったとき、丁度出産だった方はすごい声をあげていました)私ときたら全くそんなこともなく、ただ陣痛が来ると背中が痛くて助産婦さんに背中なでてもらったくらいでした。それは陣痛微弱だったからかもしれませんが。

いよいよの時何を考えていたかというとTVで見た奇人変人の番組の”ガラスを食べる人”のことでした・・・・
あれに比べれば、お産なんてなんて楽なの・・・これくらいのことなら何人産んだって平気・・・
って思っていたのです。

私が奇人変人だった・・・?


夫はそのころ実は七転八倒していたんです・・・・後で聞いたことなんですが。


中耳炎だったそうで・・・・・


面会に来たときは耳鼻科で治療した後だったので明るい顔してましたが、私が戦っていた時やはり夫も違う原因でしたが戦っていたというわけです。
以後、私が具合悪いと言うと”実はぼくも・・・”と言うことが多いのはそこから始まっていたのでしょうか?

あれから何年経ったのでしょう。
色々有ったはずなのに、あっという間だったような気がします。


生まれてきてくれてありがとうね
by nekomanma221 | 2008-12-03 10:02 | 日記 | Comments(0)

猫と合唱を愛してやまないおばあちゃんの日常です!


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